がん治療についてお勉強しよう。
免疫細胞というと、体の中で免疫力を高めるために働いてくれている細胞のことかな、とか、ウイルスが体の中に入ってきたり、病気になったときに、やっつけてくれる細胞のことかな、といったことが漠然と考えられます。つまり、私たち人間の体を守ってくれている細胞のことを、人間はほとんど知らないと言っていいと思います。
ただ、最近注目されている医療に、免疫療法というのがあります。私としては、西洋医学に見放されたがん患者が、最終的に自然治癒力を引き出すことで、治癒を目指すもののことかと思っていたのですが、免疫細胞を活性化させて行う療法は、そんな生やさしいものではなく、医学の最先端をいく方法であることがわかりました。
癌細胞というのは、恐ろしいことにどんな人の体にも、毎日生まれているのだそうです。つまり、ある日突然、特定の要因を備えた人にできるのではなく、すべての人の体の中に、有無を言わせず生まれているのだそうです。それを聞いて恐ろしくなりましたが、それでもすべての人が癌にならないのは、免疫細胞のおかげ以外の何物でもないのだそうです。
免疫によって、がん細胞の恐怖から免れている私たちですが、がん細胞というのはなかなかに手ごわいヤツで、自分ががん細胞であるということを知られないようにして、隠れて増殖を試みるのだそうです。それを免疫細胞が見つけて、やっつけてくれるわけですが、それがうまくいかないと癌になってしまうわけで、免疫細胞をいかに活発に働かせてやるかということが、今後の医学に求められると思います。